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岸田文雄首相は27日、東京都内で開かれた「令和国民会議」(令和臨調)の会合でスピーチし、自身が掲げる「新しい資本主義」の実現に向け、「構造的な賃上げ」に最優先で取り組むと表明した。「新しい資本主義」の実現と国際秩序の立て直しが政権の歴史的使命だと強調。2023年度予算編成や、外交・安全保障政策の長期指針「国家安全保障戦略」改定など当面の懸案を見据え「年末にかけて正念場を迎える」と述べた。
経済成長と賃上げ実現に向けて「高い賃金が高いスキルの人材を引きつけ、生産性を向上させる好循環を生み出す」と説明した。
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円安で企業収益悪化では、高い賃金は絵に描いた餅で、何の意味も説得力もない。
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