日本時間10月14日、野球専門誌「ベースボール・ダイジェスト」は今季の表彰選手の投票結果を発表し、年間最優秀選手にアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、年間最優秀投手にサンディ・アルカンタラ(マーリンズ)、年間最優秀救援投手にエドウィン・ディアス(メッツ)が選出された。昨年の年間最優秀選手に選ばれた大谷翔平(エンゼルス)はジャッジに次ぐ2位。22人の投票者の1位票は、ジャッジが18票、大谷が4票と大差がついた。
投票は野球記者のほか、元選手・監督・球団幹部などを含む合計22人によって行われ、ジャッジは1位票を18人、2位票を4人から獲得。合計62ポイント(1位票=3ポイント、2位票=2ポイント、3位票=1ポイント)で年間最優秀選手に選ばれた。残りの1位票はすべて大谷に入り、大谷は1位票を4人、2位票を16人、3位票を1人から獲得して合計45ポイント。ただし、3位までに大谷の名前を書かなかった投票者も1人いた。
ジャッジは157試合に出場して打率.311、62本塁打、131打点、16盗塁、OPS1.111をマークし、1961年ロジャー・マリスによるシーズン61本塁打のアメリカン・リーグ記録を61年ぶりに更新。ア・リーグ東部地区を制したチームの戦いを牽引し、シーズン最終盤まで三冠王の可能性を残した(最終的に打率はリーグ2位)。「ベースボール・ダイジェスト」の年間最優秀選手は54年の歴史を誇るが、ヤンキースからの選出は1978年ロン・ギドリー、2006年デレック・ジーターに続いてジャッジが3人目である。
大谷は157試合に出場して打率.273、34本塁打、95打点、11盗塁、OPS.875を記録し、投手としても15勝9敗、防御率2.33、219奪三振をマーク。「2ケタ本塁打&2ケタ勝利」や「規定打席&規定投球回」といった偉業を次々に達成し、昨季に続いて歴史的なシーズンを過ごした。ただし、今回の投票結果がそうであったように、ア・リーグのMVP争いではジャッジが優勢とみられている。
なお、年間最優秀選手の投票では、ポール・ゴールドシュミット(カージナルス)が3位にランクイン。4位にはノーラン・アレナド(カージナルス)、フレディ・フリーマン(ドジャース)、ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)、オースティン・ライリー(ブレーブス)の4人が並んだ。
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大谷の歴史的な偉業を理解できない者が多いということか。
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