「全世界の球史で最高の成果」と評されたスタッツ
大谷翔平は今季もまた、球史に「初」を刻んだ。 10月5日(現地)、大谷はオークランド・アスレティックスとのレギュラーシーズン最終戦に「3番・DH兼投手」で先発登板を果たすと、5回(69球)を投げ切って規定投球回に到達。史上初の「投打でのダブル規定到達」という史上初の快挙をやってのけた。 MVPを満票で手に昨季に続き、今季も異次元だった大谷。そんな偉才の凄みを記した一枚の画像が話題となっている。それはMLBの公式ツイッターが今季の大谷の投打における主なスタッツをまとめた一枚だ。 そこには勇ましい大谷の顔写真とともに、「ピッチング:166イニング、防御率2.33、219奪三振、被打率.203、15勝。ヒッティング:打率.273、34本塁打、95打点、OPS.875」と投打の主な成績が一挙にまとめられた画像となっている。 おそらくこの画像を見れば、大谷の異能ぶりは一目瞭然。それだけに現地の識者たちからは賛辞とともに、大谷の成績を再評価する声が上がった。米スポーツ専門局『ESPN』の元アナリストであるウェス・クレメント氏が「全世界の球史で最高の成果だ」と絶賛。また、エンジェルスの地元ラジオ局『KLAA』のコメンテーターであるトレント・ラッシュ氏も「球界史上で、最高のシーズンだ。これは追いかけるべき名誉であり、底知れぬ偉業だ」と褒めちぎった。 極めつけは、エンジェルスの専門サイト『Angels Win』だ。日夜、大谷の一挙手一投足について発信し続けてきた同サイトは話題の画像を引用する形で、こうツイートしている。 「文句なしの2022年シーズンのMVPだ」 大谷がアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)とのMVPレースの渦中にあるのは、もはや周知の通りだ。ア・リーグ新記録となる62本塁打を放ったヤンキースの主砲が放ったインパクトもまた強烈だったが、それでも二刀流戦士が有力候補の一角にいるのは間違いない。 いずれにしても、今季も投打で違いを生み出した大谷のパフォーマンスに対する反響は、しばらく収まりそうにない。
構成●THE DIGEST編集部
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大谷の偉業がMVPの選考者に理解されるでしょうか。
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