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【MLB】オリオールズ5-9エンゼルス(5月15日・日本時間5月16日/ボルティモア) エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場。今季9度目の二刀流先発マウンドで自己ワーストタイとなる1試合3被弾を含む被安打4、5奪三振5失点の粘投を披露してチームトップの5勝目(1敗)を挙げた。ガーディアンズとの3連戦で大谷が2試合連続安打&打点を記録するも、チームは2試合続けて終盤の8回に失点するなど、連日の“なおエ”で逆転負け。そんな悪い流れを断ち切り、連敗を「2」でストップするエースらしい粘り強い力投で価値ある1勝をチームにもたらした。 前回登板となった同10日のアストロズ戦では、7回を投げ7奪三振と力投するも5回に爪が割れるアクシデントに見舞われると、さらに元相棒のマルドナドに逆転2ランを許すなど3失点。開幕からの連勝が4で止まった大谷。 この試合で大谷は初回、オリオールズの先頭・ムリンスに一塁への強烈な当たりを許すが、これをサイスが好捕。味方の好プレーで幸先よく一つのアウトをとると、3番・サンタンダーからはこの試合初の三振を奪って無失点で切り抜ける。 2回表に9番・ネトの犠牲フライで1点を先制したエンゼルスだが、その裏、大谷はヒットのヘンダーソンを一塁に置いて、7番・フレージャーに痛恨の2ランを被弾して逆転を許すと、3回にもサンタンダーに2ラン、さらに5回にもムリンスにソロをそれぞれ被弾。7回を投げ4安打に抑えるも、自己ワーストタイとなる3被弾で5失点を喫した。 しかし、この日は打者大谷が、自らの5勝目を強烈に後押しした。1回の第1打席は四球を選んだ大谷。3回の第2打席で右前にヒットを放つと、4-4と同点で迎えた4回の第3打席に4試合ぶりとなる139メートルの特大9号勝ち越し3ランを放ち今季二刀流登板では初となる豪快弾でマルチ安打を記録。 すると5回の第4打席では、やや泳がされ、右手一本ながらも右中間を真っ二つ。快足を飛ばして大谷は悠々と三塁に到達して猛打賞。さらに先発投手としてはメジャー史上初となるサイクルヒットまでツーベース1本に迫ると続く4番・レンフローのタイムリーツーベースで9点目のホームを踏んだ。 一時は防御率0.47と驚異的な数字を記録した大谷だが、その後、この試合まで5回の登板で計13失点を喫するなど防御率は2.74と落ち込んでいた。この試合の結果を受けて、防御率は3.23に。ルース以来となる「500奪三振・100号本塁打」を達成して以来、メジャー通算の奪三振を512(今季通算は71奪三振)まで積み上げ、チームの3連敗を見事に阻止してみせた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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5勝目も、3被弾5失点は心配です。
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