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中10日で2日・中日戦(甲子園)に先発する阪神・青柳晃洋投手(29)が1日、甲子園で行われた投手指名練習に参加し、キャッチボールやショートダッシュなどで最終調整した。直近2試合で5回を持たずKOと苦しんでおり、岡田監督は「どんなピッチングをするかやな」とエースの底力に注目。自身のため、チームのため、結果を追い求めて“背水の陣”に挑む。 穏やかな陽気に包まれた甲子園で、静かに闘志を燃やした。「ラストチャンス」と位置づける一戦へ向けて汗を流した青柳。不振のエースが、背水の覚悟で挑む。 「やるべきことはやってきたと思いますけど、結果が全て。明日できなければ、頑張ったとは言えない」 今季はここまで4試合に登板して1勝2敗、防御率4・95と、昨季投手3冠の男には物足りない数字だ。前回21日・中日戦(バンテリン)では今季最短の三回途中4失点でKOとなり「自分が思ったボールが投げられていなかった」と反省。当初は28日・ヤクルト戦(神宮)に臨むはずだったが、降雨中止の影響でローテが再編され、登板間隔を中10日空けることとなった。 連日ブルペン入りするなど、フォームのズレを修正してきた。4月30日にも鳴尾浜で登板日前の最終確認となるブルペン投球。「すごいひどかった時に比べたら感覚的には良かった。福原(2軍投手)コーチにも『ある程度良いボールはあった』と言ってもらったので、自信を持っていきたい」とうなずいた。 前回登板で打ち込まれた中日打線は「しっかり振ってくる打者が多かった。打線のつながりが出てきているチーム」と警戒。「一人一人、つながらないように」と力を込める。 自身の調子が上がらない中、大竹や村上ら新戦力が台頭。刺激や危機感を感じつつ「若手が頑張ってくれている中で、自分の投球がまたできるように、またチームを引っ張れるように」と“復肩”を誓う。岡田監督も「あいつはずっと1年間ローテ守ってきたんやから。どんなピッチングするか、見ものやで」と奮起に期待した。 「監督の期待に応えられるように。もう一回、チャンスをもらえたので頑張りたい」と背番号17。大黒柱としての意地と誇りを、その右腕に込める。
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KOされないことを願うだけでしょう。
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