ページビューの合計

2015年4月10日金曜日

自民党、テレビ朝日に中立要請 衆院選前、アベノミクス報道で

 テレビ朝日が衆院解散後の昨年11月24日に放送した「報道ステーション」でのアベノミクスに関する報道に対し、自民党が「公平中立な番組作成」を要請する文書を出していたことが分かった。自民党は要請を「圧力ではない」と説明している。
 要請書は昨年11月26日付。自民党福井照報道局長名で「アベノミクスの効果が大企業や富裕層のみに及び、それ以外の国民には及んでいないかのごとく断定する内容」と批判。意見が対立する問題は多角的に報じることを定める放送法4条に触れ、「番組の編集及び解説は十分な意を尽くしているとは言えない」と指摘した。
 自民党は昨年11月20日付でも、在京のテレビキー局各社に対し、衆院選報道での「公平中立、公正の確保」を求める文書を送っていた。
     ◇
 〈テレビ朝日広報部の話〉 去年11月、自民党から番組プロデューサー宛ての文書を受領したことは事実ですが、内容の詳細についてはお答えを控えさせていただきます。番組では日ごろから公平公正を旨としており、特定の個人・団体からの意見に左右されることはありません。
(朝日新聞デジタル)
 報道ステーションの古賀氏の降板問題は、この自民党の要請に起因しているのでしょうか。圧力でないとしても、テレビ朝日は圧力と感じるでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿