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2015年4月27日月曜日

ネパール地震 死者2800人超す 雪崩で邦人1人死亡

【カトマンズ=共同】ネパール大地震で日本大使館は二十六日、地震による世界最高峰エベレスト(八、八四八メートル)での雪崩に巻き込まれて五十代の日本人男性一人が死亡、日本人女性一人が負傷したと明らかにした。女性の命に別条はない。二人はヘリコプターで首都カトマンズの病院に搬送された。日本外務省から連絡を受けた家族によると、女性は札幌市の小幡友子さん(50)。 
 ネパール内務省などによると二十五日の地震の死者はネパールで二千七百八十九人に達し、近隣国と合わせ二千八百人超が犠牲となった。ネパールだけで六千二百人以上が負傷し政府は行方不明者の捜索を続行。インドと中国の救援隊が現地に到着、日本の国際緊急援助隊も現地へ出発し国際支援の動きが本格化した。
 大使館は死傷した二人の身元を公表していない。日本の旅行会社などによると地震後に安否不明だった日本のトレッキングツアー客らは無事が確認された。大使館によると、死傷した二人はエベレストのベースキャンプ(約五、三〇〇メートル)付近で雪崩に遭ったという。
 ロイター通信などによると、二十五日の地震後に起きた雪崩では十八人の遺体が収容され、六十一人が負傷。エベレストでの過去最悪の惨事となった。国籍の内訳は不明。
 二十六日もマグニチュード(M)6・7の余震があり、エベレストで新たな雪崩が起きた。近隣国の犠牲者はインドで五十七人、中国で十八人、バングラデシュで四人となった。
 ネパールで約八十年ぶりの大規模な地震災害を受け、米政府は救助隊派遣のほか、緊急措置で百万ドル(約一億二千万円)の資金拠出も決定。日本政府はテントや毛布など二千五百万円相当の緊急援助物資を供与することを決めた。
(東京新聞)
 ネパール大地震の被害が拡大しています。
 ちょうど、エベレスト登頂シーズンの最盛期に運悪く重なってしまいました。
 

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