小渕優子・前経済産業相(41)の関連政治団体による「観劇会」を巡る政治資金規正法違反事件で、元秘書の折田謙一郎・前群馬県中之条町長(66)が東京地検特捜部の事情聴取に対し、「各団体の簿外支出を穴埋めするため、観劇会の収支を操作するなどして虚偽記入した」と供述していることが関係者の話で分かった。
特捜部は近く、同法違反で折田氏を在宅起訴する見通し。小渕氏は不起訴になるとみられる。
関係者によると、小渕氏の関連各団体では、父親の小渕恵三・元首相の代から、選挙の陣中見舞いなどを簿外で支出。会計処理を担当した折田氏は2009~13年、簿外支出で生じた収支のずれを解消するため、資金管理団体「未来産業研究会」が、「小渕優子後援会」と「自民党群馬県第5選挙区支部」の両団体に寄付したように装ったという。
(読売新聞)
選挙の陣中見舞いなどの簿外支出を穴埋めするために、別団体に寄付したように装っていた。
簿外支出の中身が問題でしょう。個人的費用に費消したり、違法な買収資金の捻出も可能。
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