来年11月の米大統領選に向け、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)が12日午後、ビデオメッセージを通じて立候補を表明した。圧倒的な知名度と資金力を誇る党内の最有力候補で、女性初の大統領を目指す。民主党では、初の立候補表明となる。共和党でも指名獲得に向けて立候補表明が相次いでおり、本命視されるクリントン氏を軸に選挙戦が本格化しそうだ。
クリントン氏はビデオメッセージで「私は大統領選に立候補する。どの米国人も擁護者を必要としている。私はその擁護者になりたい」と強調した。
クリントン氏はビル・クリントン元大統領夫人で、米国史上初の女性大統領への期待を集めている。2008年の大統領選では同党の指名争いでオバマ大統領に敗れたが、今回は表明時期などを慎重に探ってきた。
民主党内では、世論調査でクリントン氏が6割前後の支持を集めており、現段階で党内に有力な人物は見当たらない。
一方、8年ぶりの政権復帰を目指す共和党では、テッド・クルーズ(44)、ランド・ポール(52)の両上院議員がすでに立候補を表明。世論調査で先行しているジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)や、ウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事(47)らも出馬に意欲を見せ、複数の候補が乱立する様相だ。
3月中旬に実施された米CNNの世論調査によれば、クリントン氏は、共和党のどの人物よりも優位に立っており、共和党は早くもクリントン氏への批判を展開している。
(朝日新聞デジタル)
来年の11月に、初の女性大統領誕生なるか。
夫婦で大統領も初なんでしょう。
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