【シンガポール共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)が26、27日にマレーシアで開く首脳会議の議長声明草案が23日、明らかになった。一部加盟国と中国が領有権を争う南シナ海問題について「平和と安定、安全、航行の自由」が重要とする一方、中国が現在進める岩礁埋め立てへの言及はない。対中強硬派のフィリピンなどが異論を唱えるのは必至だ。
昨年11月にミャンマーの首都ネピドーで行われた首脳会議の議長声明は、海洋進出の動きを強める中国を念頭に、ASEANとしての「懸念」を明記したが、今回の草案には同様の表現は盛り込まれていない。
(長崎新聞)
なぜ、今回の草案に、中国埋め立ての言及がないのか。
マレーシアの最大の貿易相手国が中国だから、経済関係優先で、安全保障に係る言及を避けたんでしょう。
マレーシアには華僑が多く、中国と伝統的に友好国ですが、最近は、ジェームズ
礁近辺での対立が問題となっているようです。
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