◆日本ハム4―0西武(7日・東京ドーム)
豪快だった。中田が驚がくのパワーを見せた。3回2死二塁。十亀の高めに浮いた球につまりながらも、左中間席へ運んだ。5日のオリックス戦での満塁弾に続く2試合連続の4号2ラン。3ボールからスライダーで1ストライクとなり、ほぼ真ん中の直球を逃さず、V弾とした。「3ボールになっても真っすぐを待っていた。ファイターズの4番は僕なので。4番の仕事をしないと」と、お立ち台で胸を張った。
開幕10試合で4本塁打。シーズン57発ペースだ。鈍い音での一発に目を丸くしたのは、ネット裏に陣取った8球団のメジャースカウトだ。パイレーツ・江富群(こうふぐん)スカウトは「素晴らしいパワーを持っていることに間違いない。プイグに匹敵するパワーを持っている」。ドジャースの主砲として活躍するキューバの怪物と重ねた。
中田は12年に兄貴分であるダルビッシュ(現レンジャーズ)が、ポスティングシステムで海を渡ったことでメジャー挑戦への思いが加速。将来的に国内で圧倒的な成績を残し、大リーグを目指すと誓っている。プイグ級のパワーとの評価を伝え聞いた日本の4番は「プイグ? ウソ! でも、今日は(大谷)翔平を見に来たんやろ?」と目をパチクリさせた。
昨オフから鶏肉など高たんぱく低カロリーの食生活を続け、現在の体重は昨季より14キロ減の93キロ。ナイター時は試合後の重い食事を控えるなど、体調管理も万全だ。「チームが若返って、4番の意識も変わった。もっと4番として信頼してもらえるように」。栗山政権初の6連勝で、単独首位をキープ。メジャーをビビらせたバットで、さらにチームを加速させる。(小谷 真弥)
◆ヤシエル・プイグ キューバ出身のドジャース外野手。24歳。13年メジャーデビューの6月にいきなり44安打して月間MVP受賞し、球界に衝撃を与えた。191キロ、107キロと筋肉隆々のパワーに加え、俊足、強肩も兼ね備え、メジャー監督選出のナ・リーグのエキサイティング・プレーヤーで2位に入っている。
(スポーツ報知)
中田もメジャー挑戦を目指しているのか。
高タンパク低カロリーの食生活で、夜遊びもしないで、体調管理していることはすばらしい。清原のようにならないで、長くプレーを続けてください。
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