消費税の軽減税率に反対の自民党に対して、公明党が軽減税率導入に力を入れていたが、蓋を開けてみると、軽減税率8%と、軽減になっていないだろう、とツッコミを入れたくなる内容に失望を感じる。
何のために、軽減税率が必要なのか、を知らない政治家が議論しているんだろう。
消費税は、収入が低い人ほど税の負担率が大きくなり、逆進性の問題がある。
所得税や相続税は、収入や財産の金額の多寡に応じて税率が決まる累進税率であるが、消費税は、真逆であり、低所得者の負担率が高くなる傾向にある。
低所得者の負担率軽減のために、逆進性を解消するための軽減税率であれば、英国並みの0%にすべきだろう。
公明党の要求を受け入れた自民党が、形式だけの軽減税率8%では、お茶を濁しただけであり、低所得者に優しくない軽減税率は、国民をバカにしているのだろう。
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