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2015年6月28日日曜日

石川慎吾 【日本ハム】石川慎の先制弾で連敗ストップ

◆西武0―2日本ハム(28日・西武プリンス)

 日本ハムの石川慎吾外野手(22)が28日、値千金の決勝弾を放った。西武戦(西武プリ)に「6番・右翼」で先発出場。両軍無得点の7回2死。菊池のカーブを捉え、バックスクリーン右へ先制2号ソロを放った。チームの連敗を2で止め、「まさか入ると思わなかった。本当に1点を取れて良かった」と声を弾ませた。

 イースタンで打率3割1分4厘、10本塁打、37打点と結果を残してきたが、1軍昇格は12日。今季2試合目のスタメンだった。「『ラッキーボーイになるんだ』と思ってましたけど…まさか自分がなるとは思わなかった」と目を丸くした。

 東大阪大柏原高で通算55本塁打を放ったプロ4年目。2軍調整中で心が折れそうな時は、2軍首脳陣の「ずっと結果を出している。慎吾らしくやればいい」との言葉が支えになったという。「ファームの指導者の方には感謝しきれません。今でも鮮明にその言葉を覚えています。(ヒーローインタビューで言葉を思い出して)ちょっと泣きそうになるぐらいでした」と振り返った。

 チームはリーグ再開後、試合前まで1勝6敗。交流戦まで首位だった順位は3位まで落ちた。試合後、栗山監督が「今日負けていたら大変だった」と振り返った2位・西武との上位対決。将来の大砲候補がチームを救った。
(スポーツ報知)

 栗山監督は、石川慎吾をしばらく使うだろうか。

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