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2015年6月26日金曜日

<麻薬密輸容疑>過去にも送ってもらった…トヨタ役員が供述

米国から麻薬成分「オキシコドン」を含む錠剤を小包で密輸したとして、トヨタ自動車常務役員、ジュリー・ハンプ容疑者(55)=米国籍=が麻薬取締法違反(輸入)容疑で警視庁に逮捕された事件で、ハンプ容疑者が「過去にも送ってもらったことがある」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかった。同庁は、ハンプ容疑者がオキシコドンを服用していた実態や入手の経路について詳しく調べている。

 捜査関係者によると、錠剤が見つかった小包はミシガン州から発送され、ケンタッキー州の空港を経由、6月11日に成田空港に空輸された。ハンプ容疑者はこの小包について「父親から送ってもらった」との趣旨の供述をし、目的については「膝の痛みを和らげるために輸入した」と説明している。

 オキシコドンを海外から郵送で輸入することは禁じられており、携帯して持ち込む場合は医師の証明書などが必要とされる。ハンプ容疑者は4月にトヨタ役員に就任した後、いったん米国に帰り、今月再び日本に入国していた。警視庁は、こうした機会がありながら宅配便で取り寄せた経緯を調べている。【斎川瞳】
(毎日新聞)

 過去にも送ってもらったということは、税関が見抜けない場合も多々あるということか。

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