安倍首相が今夏発表する戦後70年談話について検討している有識者懇談会(21世紀構想懇談会)は25日、首相が検討を求めた五つのテーマの議論を終えた。
懇談会は、談話を「未来志向」の内容にするべきだとの点ではおおむね一致したという。一方、先の大戦での日本の行為を「侵略」と位置付けるかどうかについては、委員の間でも見解が分かれた。首相がどのような表現を使うのか注目される。
首相は2月の懇談会の初会合で、〈1〉20世紀の教訓〈2〉戦後日本の平和主義〈3〉日本とアジア、欧米の和解――など5項目について検討を求めた。計6回の会合で、「議論が最も白熱した」(関係者)のは「侵略」の議論だった。
3月13日の第2回会合では、座長代理の北岡伸一・国際大学長が、先の大戦について「世界の大勢を見失った無謀な戦争で、アジアを中心に多くの犠牲者を出した。日本がアジア解放のために戦ったというのは誤りだ」と述べた。委員からは「当時の価値観から見ても、日本の行為は侵略。報告書に侵略でなかったと記すことはあり得ない」といった意見が相次いだ一方、侵略の定義が明確でないとして、「侵略という言葉の使用は問題性を帯びる」との声も出た。
(読売新聞)
先の大戦は、侵略なのだろうか。
アジア解放のために戦ったのか。
連合国側のアジアの植民地を、日本が奪いにいった戦争なんだろう。
連合国の植民地から解放された一面もあるだろうし、連合国は侵略というだろう。
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