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2015年6月25日木曜日

タカタ会長兼社長、会見で謝罪も辞任は否定「問題解決が私の責任」

 タカタの高田重久会長兼社長は25日、欠陥エアバッグのリコール(回収・無償修理)問題の発覚以降、初めて記者会見を開き、「多大な心配、迷惑をかけた皆様におわびする」と謝罪した。ただ、「この問題をしっかり解決することが私の責任」と述べ、引責辞任は否定した。

 タカタ製エアバッグは衝突時にガス発生装置が異常破裂する事故を起こしており、米国などで少なくとも8人が死亡した。高田氏は会見で「原因究明や安全確保に注力し、適切な説明に努めてきた」と強調した。

 ただ、これまで表舞台で説明しなかった経営トップの姿勢には批判が強まっており、高田氏は「何度もお話しするタイミングを逸してきた」と謝罪した。

 一方、異常破裂を起こした原因は高温多湿の環境下で長期間さらされるなど複数の要因が重なったとの見解を示し、設計上の不備は認められないと説明した。
(産経新聞)

 タカタは、どうしてお粗末な会見しかできないのか。
 最初から、きちんと対応していれば、事故の死者も少ないのに。

 設計の不備が認められないと、言い訳の説明に終始しているが、非違を認めないタカタの事実を隠そうとする体質なのだろうか。

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