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2015年6月29日月曜日

なぜ税金を無駄に使うのか 新国立競技場の総工費2520億円、完成2か月遅れ

 
 2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の建設を巡り、下村文部科学相は29日、大会組織委員会の調整会議で、費用高騰の要因となった巨大アーチ構造はそのまま残して、総工費は895億円増の2520億円、完成時期は従来より2か月遅れの19年5月末とする計画見直し案を初めて報告した。

 ラグビーワールドカップ(W杯)のプレイベント直前で、財源も工期にも大きな課題を残した。

 調整会議には、下村文科相のほか、組織委の森喜朗会長、遠藤五輪相、東京都の舛添要一知事ら関係機関のトップが出席。

 下村文科相は、焦点となっていた巨大アーチ構造のままで建設することについて「大規模な変更ではラグビーワールドカップに間に合わない」と理由を説明した。

 だが、その完成時期も、19年9月に開幕するW杯の直前、さらに同年6月には、新競技場の「試験運転」の場となるW杯のプレイベントも予定され、これ以上、工期の遅れが許されない苦しいスケジュールとなった。
(読売新聞)

 諸外国におけるメインスタジアムの総工費はロンドンオリンピックが約800億円、リオオリンピックが約550億円、北京オリンピックが約500億円、シドニーオリンピックが約680億円、アテネオリンピックが約350億円となっている。(ウィキペディア)

 過去の五輪のメインスタジアムと新国立競技場の総工費を比べたら、新国立が如何に割高かわかる。ロンドンの3倍強の費用がかかる。メインスタジアムが3個作れてしまう。

 おバカな国会議員・役人は、なぜ、アーチ構造を見直しして、リーズナブルに作らないのか。税金の無駄使いを理解していないのか。
 

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