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2016年5月14日土曜日

舛添要一都知事、政治資金流用疑惑苦しい弁明「家族と泊まる部屋で選挙の会議」

 政治資金を私的流用した疑惑が「週刊文春」に報じられた東京都の舛添要一知事(67)は13日会見し、自身が代表を務めていた政治団体(解散)が収支報告書に計上した千葉県内のホテルでの「会議費用」約37万円が、家族4人の宿泊費だったことを明らかにした。

 また、報告書の「飲食代」の一部に私的な飲食費が含まれていたことも認め、近く報告書を訂正、返金するとした。知事は「説明責任は果たした」と続投を宣言。しかし、釈然としない説明に「納得できない」などの批判の声が都庁に寄せられるなど、騒動はまだ終わりそうもない。

 東京都庁6階の会見室にはテレビカメラが約25台並び、84の記者席は満席。立ち見を含め160人以上の記者やカメラマンであふれかえった。注目の会見に臨んだ舛添知事は、苦しい釈明に追われた。

 2013年1月と翌年1月に、千葉県木更津市の「龍宮城スパホテル三日月」での「会議費用」として政治資金収支報告書に記載した計約37万円について、舛添知事は「家族と宿泊していた部屋で(会議を)行った」と認めた。「家族と宿泊していた部屋を利用したことを反省をしている」とし、政治資金収支報告書を訂正し、返金することを明らかにした。

 会議は事務所関係者らと昼ごろに行ったという。「(14年2月の)都知事選挙への対応など」だったと説明。「極めて日程が限られているなかで、こういう形でやるしかなかった。政治活動だと認識している」とした。だが、会議の場に誰が、何人いたのか問われると、「政治活動の機微に関わることなので、控えさせていただきたい」と、最後まで具体的な回答を拒んだ。

 高層階の部屋で妻、子ども2人と13年に2泊、14年に1泊したと言い、「プールや温泉につかって楽しみましたよ」と開き直るように笑ってみせた。

 また、政治資金収支報告書に計上した「飲食代」の一部に、私的な飲食費が含まれていたことも明らかにした。宿泊費2件と飲食費5件の計45万5500円について政治資金収支報告書を訂正、削除し、返金するとした。

 自身の責任については「(事務所の)会計担当者の選任と監督はきちんとしないといけない。今回、見落としがあったから反省しないといけない」と述べた上で、「都知事としての職責を果たしていく」と述べて、続投を宣言した。

 高額の海外出張費、公用車を使った神奈川・湯河原町の別荘通いなど、批判が高まっていただけに、報道陣との問答は107分間に及んだ。「今日はだいぶ疲れているようだが、この後、湯河原に行くのか?」と問われ、知事は「いやいや、この会見の後、いっぱい仕事が残っている」と慌てた様子で会見室を後にした。
(スポーツ報知)

 苦しい言い訳では、また大炎上でしょう。
 家族が滞在している部屋で会議なんて誰も信じない。

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