ただ、「信頼を失っている私の口から話しても信じてもらえない」として、具体的な説明には踏み込まなかった。
調査を依頼した元検事の弁護士2人については、25日に資料の精査を始めたと説明し、「一刻も早く調査結果を出してもらいたいとお願いしている」と述べた。ただ、舛添氏へのヒアリングはまだ行われていないといい、調査の終了時期についても明言しなかった。
会見では、舛添氏が今年4月までの1年間に都内の美術館・博物館の視察を計39回繰り返し、視察全体の7割を占めていたことについて、報道陣から多くの質問が出た。
舛添氏は趣味とも公言している美術関係の視察が多い理由を問われると、「東京五輪・パラリンピックに向けた文化振興のため」などと説明。「複数の美術館で使える共通チケットの発行などが可能かどうか検討した」と説明した。
展示が変わるたびに同じ美術館を繰り返し訪れていたことについては「(美術館側から)招待されたものがほとんど」とし、保育所や介護施設などの視察を行っていなかったことについては「改めるべきは改める。バランスをみながらやっていきたい」と述べた。
何度も深く頭を下げた20日の会見と異なり、この日は次々と報じられる疑惑について「全てがクロではない」「疑惑でも何でもないと思っているものもある」と強気の姿勢も見せた。調査を担当する弁護士の氏名を明らかにしない理由については、「明らかになれば取材が殺到し、対応に時間を取られる。一日も早く調査に集中してやるためだ」と説明した。
一連の疑惑に関する質問が集中するとみられる6月1日開会の都議会については「都議の質問に対して誠実にお答えしたい」。共産党都議団が要望する「百条委員会」の設置が実現した場合、「出席するのか」との質問には、「議会に従うのが知事の務めだと思う」と答えた。
過去2回の“釈明会見”と同様、都庁会見室には大勢の報道陣が詰めかけ、厳しい質問が飛んだが、舛添氏がときおり笑顔を浮かべる場面も見られた。
(産経ニュース)
発言することは、全て言い訳で、肝心なことは発言拒否。
強気な態度も、虚勢にしか感じない。
早く都議会がクビにすべきだろう。
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