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2016年5月20日金曜日

白鵬が全勝守る、稀勢の里1敗に後退 猛攻しのぎ下手投げで転がす

「大相撲夏場所・13日目」(20日、両国国技館)

 全勝同士の対決を横綱白鵬が制した。大関稀勢の里が1敗に後退した。この日、横綱日馬富士は3敗目を喫しており、白鵬が2場所連続37回目の優勝に近づいた。

 横綱が右から張って出たが、稀勢の里は動じず。上手を切って出る理想的な展開となったが、白鵬も土俵際で残した。両者土俵中央に戻り、再び稀勢の里が前に出たが、その勢いを利用して白鵬が下手投げ。前のめりになった稀勢の里は土俵に転がされた。

 館内は稀勢の里が姿を見せただけで大歓声が起きた。時間制限前から稀勢の里コールが自然と発生する熱気に包まれていた。
(デイリースポーツ)

 今日の負けを引きずらないで、残り二つを勝たねば。

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