同署などによると、男性方は2階建てで妻と2人暮らし。通りに面していないリビングの掃き出し窓が割られ、鍵が開けられていた。リビングの別の窓の鍵も開けられており、室内からは大人の足跡が1種類確認されているという。
現金と外国紙幣は2階の書斎の机の下に、五つの紙袋に分けて保管。延べ棒は、机の引き出しに収納していた無施錠の手提げ金庫に入れていた。また、2階の洋室からは、腕時計や指輪などが入ったジュエリーボックスも無くなっていた。男性は現金を仕事場で保管していたが、年末年始のため自宅に持ち帰っていたという。
当時、男性は仕事のため不在で、妻も同日午後3時10分ごろ外出。約3時間後に妻が帰宅した際、2階に置かれていた別の金庫を玄関近くで発見し、不審に思い110番通報した。
同日には、約3キロ離れた民家でも同様の手口で現金などが盗まれる空き巣被害が発生。同市周辺では、昨年末から類似の手口の空き巣被害が数十件相次いでいるといい、県警は民家を狙った空き巣とみて、防犯カメラを解析するなどして詳しく調べている。
男性方近くに住む50代の主婦は「被害が起きた時間は自宅にいて、病気のため寝ていたが、不審な物音には気付かなかった。周辺ではたまに空き巣被害があるが、周囲の道路は交通量や人通りが多く、夕方の時間帯に被害があったなんて信じられない。物騒だ」と不安そうに話した。
(千葉日報)
多額の現金は不自然で、預金できない理由があったのだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿