そんななか、テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大らとの合同自主トレが、アメリカでも注目を浴びている。ニュージャージー州最大のニュースサイト「NJ.com」では現地15日付けで、大谷を「日本のベーブ・ルース」、田中を「ヤンキースのエース」と評し最大級の評価を与えている。
記事の冒頭では、“Think they talked about the Bronx?”
「彼らはブロンクス区(ヤンキースタジアムの所在地)について話してないだろうか?」と、大谷がヤンキースに興味を抱いていないか、探りを入れるかのような表現からスタートしている。地元紙も、日本のエースである大谷の獲得を熱望しているようだ。
近年、MLBの日本人投手はローテーションの中心として機能している選手が多く、評価が高まっている。アメリカでも計算の立つ先発投手は不足しており、日本で優秀な成績を残している大谷にも大きな期待がかけられている。
ヤンキースは、かつて黒田博樹、田中将大といった計算の立つ日本人投手を獲得してきた経緯があり、若い先発投手も不足しているため「日本のベーブ・ルース」である大谷の獲得は大きなプラスとなるだろう。
来年、もしくは労使協定改定の影響で3年後に移籍するとしても、ポスティング・システムによる入札での移籍となるため、争奪戦は必至とみられている。
また、労使協定改定がなければ今年にも総額2億ドル(約228億円)以上の大型契約を結ぶことが出来ただろう、と報じられている。改定の影響で25歳以下のドラフト外入団選手の年棒は大きく制限されてしまうため、今季23歳の大谷もこの制限に該当することになる。
注目度が日に日に高まる大谷翔平。アメリカでも認知度が高くなってきており、夢であるMLB移籍は、もう近くまで来ているのかもしれない。
ベースボールチャンネル編集部
個人的には、3年後であってほしい。
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