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2017年1月19日木曜日

アパホテル客室書籍に中国反発、「南京事件」の記述を問題視

 中国の観光客も多く利用する日本のホテルチェーンの客室に、旧日本軍による「南京事件」を否定する内容の歴史本が置かれていることについて、中国のインターネット上で反発が広がっています。

 発端となったのは、ホテルチェーン「アパホテル」の客室に置かれているアパグループ代表の元谷外志雄氏が執筆した日本の歴史の本です。

 今月15日、中国版ツイッター「ウェイボ」に、この本の中に、戦時中、旧日本軍が中国の南京で多くの市民らを殺害したとされる「南京事件」を否定する内容が書かれていることを問題視する動画が投稿されました。動画は既に9500万回以上再生されていて、中国のインターネットでは、「アパホテルは利用しない」などと反発が広がっています。

 このことについて定例会見で聞かれた中国外務省は、「一部の人たちが歴史を否定している」と不快感を表しました。

 「日本国内の一部勢力は常に歴史を直視したがらず、否定、わい曲しようとしている」(中国外務省 華春瑩 報道官)

 これに対しアパグループは、17日にホームページ上でコメントを発表し、「本書籍は特定の国や国民を批判することを目的としたわけではない」と説明し、書籍を撤去する予定はないとしています。
(TBSニュース)

 アパホテルが好きになりました。

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