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2017年1月21日土曜日

TPP離脱方針を表明=NAFTAは再交渉―トランプ米新政権

【ワシントン時事】トランプ米新政権は20日、通商戦略を発表し、環太平洋連携協定(TPP)からの離脱を表明した。

 カナダ、メキシコと結んだ北米自由貿易協定(NAFTA)も再交渉を求め、両国が応じなければ離脱する意向。多国間自由貿易を重視した従来戦略を転換し、「米国第一」の通商協定の締結を目指す。

 主要政策としてホワイトハウスのホームページで公表した。新政権は通商戦略実行の「手始めにTPPから離脱する」と表明。今後結ぶ通商協定は「米国の労働者の利益にかなうものとする」とし、既存の協定も好ましくないものは再交渉などを進めていく方針を示した。他国の「不公正貿易」に対しては厳格な措置を講じると強調した。

 日米など12カ国が合意したTPPは、米国が批准しなければ発効しない仕組み。トランプ新政権の離脱表明により、現状の協定は発効のめどが立たなくなった。
(時事通信)

 米国の労働者の利益にかなうけど、消費者は割高なものを買わなければならない。

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