高卒4年目の平良は、スリークオーター気味の変速右腕で、昨年4月7日の阪神戦(東京ドーム)で1軍デビュー(3回2/3、4失点で敗戦投手)を果たした。その後は故障もあって、1軍登板はこの1試合だけだが、昨年11月には岡本らとプエルトリコのウインターリーグに参加するなど、将来が嘱望されていた。巨人はこのオフ、大型補強に成功し、主力を中心にプロテクトリストを作成。その結果、平良がリストから漏れたとみられる。
高田GMは昨年12月22日に編成会議を行った際「魅力的な選手がいた」と話しており、山口俊の抜けた先発候補として期待される。21歳の平良にとっても、選手層の厚い巨人からの移籍は大きなチャンスとなりそうだ。
◆平良 拳太郎(たいら・けんたろう)1995年(平7)7月12日生まれ、沖縄県出身の21歳。北山では甲子園出場なしも、3年春の沖縄大会優勝、九州大会8強。13年ドラフト5位で巨人に入団。イースタン・リーグでは通算35試合で11勝5敗、防御率3・30。1メートル81、77キロ。右投げ右打ち。
(スポニチアネックス)
チャンス到来だろう。
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