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2017年1月8日日曜日

巨人のFA補強 ファンの「人的補償予想」が大盛り上がり

 プロ野球界は現在オフシーズンの真っ只中。野球ファンは退屈しているかと思いきや、FA(フリーエージェント)を巡って大いに盛り上がっている。

 毎年多くのドラマを生むFA戦線だが、今年も主役となったのは巨人だった。過去に落合博満、広沢克己、清原和博、工藤公康、江藤智、小笠原道大、杉内俊哉など、他球団の4番バッターやエースを獲得したことがあるが、今オフは森福允彦(ソフトバンク)、山口俊(DeNA)、陽岱鋼(日本ハム)と、史上初となる“3人獲り”を敢行し、他球団ファンからはため息が漏れている。

 しかしFA獲得には人的補償というリスクが伴う。人的補償とは、FA選手が所属していたチームが、移籍先チームの中から選手を獲得できるというもの。今回の巨人の場合、山口と陽にこのルールが適用され、28人のプロテクトリスト(※)から漏れた選手の中から1人、選手を獲ることができる(「金銭補償」も可能)。
※プロテクトリスト…人的補償から守られる選手

 プロテクトリストは公表されないため、野球ファンの間では毎回「誰をリストに入れるか、誰をリストから外すか」を巡って激論が交わされるが、今回もネットでは大激論に。1月5日に発表があった山口については、

「ジャイアンツの人的補償は明日発表か、、 平良、中川、江柄子、西村あたり危ういぞ」
「人的補償は今村平良中川あたりとれたら嬉しい」
「山口俊の人的補償は誰かな?若手のピッチャーっぽいね。平良とかね」
「明日、元11番の人的補償発表の日だけど… 西村か今村って声多いけどワイはあえて平良と言っておこう」

などと予想する声があがるなか、結局、DeNAは高卒4年目の右腕・平良拳太郎を獲得。一方、陽に関しては、

「人的でファイターズ行ったとしても出れるポジション無くない? 金銭補償かな」
「平良獲られたし、金銭かな?」
「陽岱鋼の人的補償の続報が無いなぁ。 やっぱり金銭選手かな?」
「陽岱鋼の(ファン的)人的補償候補に吉川の名前が多いんやがこれは吉川大幾なのか???」
「陽岱鋼の人的補償は 内野手っぽいけど 吉川大幾、寺内、片岡らへんかな?藤村、中井、脇谷もありえそう笑」
「予想 西村と藤村」

 などの憶測が広がっていたが、6日に金銭補償であることが発表された。

 人的補償と金銭補償、2通りの決着で幕が下りた今回の巨人のFA戦線。ただ、巨人は過去に、大竹寛の人的補償で広島に移籍した一岡竜司が、その年のオールスターに選ばれるほど大活躍するという苦い経験をしたこともある。山口の補償となった平良が大活躍すると、巨人にとっては予想外の展開となるか…。移籍した選手たちの来シーズンの活躍に注目が集まりそうだ。
(金子則男)
(R25編集部)

 巨人にドラフト指名される選手がかわいそう。

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