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熱海市伊豆山で発生した大規模な土石流の起点付近で、崩落した盛り土の断面に産業廃棄物とみられる多くの異物が露出していることが、12日までの静岡新聞社の取材で分かった。崩落せずに残存している盛り土の地表部分に亀裂が入っている様子も確認した。 現場付近の地上から望遠レンズで撮影した。赤や青のれんがのような破片や青いビニールのようなもの、白い破片、ガラス瓶などが確認できた。盛り土の一部とみられる黒っぽい土の断面に多数、散らばっていた。 異物を現地で確認した静岡大防災総合センター長の北村晃寿教授(地質学)は「赤色と青色の平板状の物質は青瓦の破片と推定される。明らかに人工的な異物だ」と指摘。亀裂については「今後、小規模な崩落は確実に起きる。それが続くことで斜面の角度が増大すると、より大きな崩落が起きても不思議ではない」と説明する。 これまでの県の調査によると、土石流の起点付近を巡っては2010年8月、市から連絡を受けた県が盛り土の中に産業廃棄物の木くずの混入を確認し、神奈川県小田原市の不動産管理会社(清算)に撤去を指導。同年11月に木くずが搬出されたことを確認した。11年2月、土地は現所有者に渡ったとされる。断面に確認できる異物が埋められた時期は明らかになっていない。
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産廃もたくさん埋まっているのでしょうか。
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