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将棋の現役最年少女流棋士、中学2年生の鎌田美礼女流2級(13)=茨城県取手市=が28日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第16期マイナビ女子オープン予備予選に臨み、プロデビューを飾った。惜しくも敗戦となり、鎌田2級は「途中までは楽しく指せていた。でも負けて悔しい」と話した。 鎌田2級は、今年4月に女流棋士を養成する「関東研修会」でC1クラスからB2クラスに昇級。5月1日付で女流棋士になった。現在64人いる女流棋士の中で最年少となる。 プロデビュー戦となったマイナビオープンは、女流タイトル戦の一つ。予備予選、一斉予選、本戦トーナメントと勝ち上がり、女王への挑戦者を決定する。この日は中倉宏美女流二段と対局。序盤から優位に進められ、粘り及ばず白星は飾れなかった。 鎌田2級が小学3年から通う千葉県柏市の柏将棋センターでは、師匠の石田和雄九段(75)らが集まり、デビュー戦の結果を待った。午後2時過ぎに敗戦が伝わると、室内に「残念」と声が上がった。 父親の敦胤さん(50)は「朝から緊張していたようだ。今日は残念だったねと声をかけたい」と話した。 師匠の石田九段は「注目されて硬くなったのかな。いつもの自分の力が発揮できなかった。これを経験にして次に臨んでほしい」と成長に期待した。
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男女を分けるのは時代遅れでしょう。