【MLB】レッドソックス0-8エンゼルス(5月5日・日本時間6日/ボストン)
大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場。4月27日(同28日)の本拠地・ガーディアンズ戦以来となる先発マウンド、さらに元祖二刀流のベーブ・ルース以来、およそ103年ぶりとなる“聖地”フェンウェイパークでの投打二刀流出場という記念すべき日に7回を投げ99球、打者28人に対して被安打6、奪三振11、四死球0と快投を披露。打っても2安打1打点と投打にわたり二刀流の本領を発揮して躍動。今季5試合目の登板で見事に3勝目(2敗)を手にした。
延長にもつれ込んだきのうの試合が終了したのは22時54分。それからわずか14時間41分後に文字どおり“強行軍”で二刀流での先発マウンドに上がった大谷。右股関節の張りによる欠場からの復帰間もないこともあり、“疲労残り”を心配する声も聞かれる中で迎えたが立ち上がりから98マイル(約158キロ)の真っすぐとキレのあるスライダー、カットボールで相手打者を翻弄。三振からのワイルドピッチで走者を一人許すも、初回から3三振を奪うなど上々の立ち上がり。
この日初めて迎えた3回のピンチ、2死一、二塁の場面では4番・マルティネスに対して全球ストレートの真っ向勝負。最速98マイル(約158キロ)のストレートで空振り三振に打ち取った際には“雄叫び”を上げた。
一方、レッドソックス投手陣に大谷のヒット一本に抑えられていたチームは7回、四球を選んで出塁したレンドンを一塁に置いて5番・ウォルシュが値千金の4号2ランを放って先制。7回裏もマウンドに上がった大谷はこの日最後の打者となった1番・ストーリーに対して98マイル(約158キロ)の真っ向勝負の末に11個目の三振を奪って雄叫びを上げるとこの回を投げ終えて降板。7回を投げ99球、打者28人に対して被安打6、奪三振11、四死球0の見事なピッチングだった。
大谷の気迫のピッチングにナインはウォード、ベラスケスらのファインプレーで応えた。その後、大谷は8回の第4打席でレフトオーバーのタイムリーを放ち2安打1打点を記録するなど投打に躍動。自らの記念すべき1勝に花を添えると、チームも追加点を挙げてリードを8点に広げ、大谷の3勝目をグッと手繰り寄せた。
昨シーズンは投手として9勝(2敗)を挙げ、打者として46本の本塁打を放つも、ベーブ・ルース以来103年ぶりとなるシーズン「二桁勝利&二桁本塁打」の偉業にあと一歩届かなかった大谷。投打二刀流の“聖地”で挙げた今季3勝目が、偉業達成の大きな足掛かりになる。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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大谷の体調を心配しましたが、7回零封11三振、2安打1打点は素晴らしい。
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