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米国のカーペンター駐欧州安保協力機構(OSCE)大使は2日、ウクライナ南東部マリウポリ周辺にロシアが強制収容所を少なくとも4つ設置し、ロシア軍が制圧した他の地域にも複数あるとの見方を示した。その上で、ウクライナの住民を捕らえて連行していると懸念を表明した。 強制収容所では、ウクライナ政府との関係を疑われた人物は暴行や拷問を受け、殺害されたり失踪したりするケースもある。尋問を経てロシアや親ロ派支配地域に移送される人もいるとしている。 カーペンター氏は、ロシアがウクライナ東部の親ロ派地域で5月中旬ごろに住民投票を実施して「併合」を画策しており、南部ヘルソン州でも同様の動きが見られるとの情報があるとも述べた。ロシアの独立系メディアは4月、ウクライナ東部で5月14、15日にロシアへの編入の是非を問う住民投票がある見通しだと報じていた。 マリウポリのアゾフスターリ製鉄所から1日に避難した第1陣の民間人約100人は2日、南部ザポロジエに到着した。だが、ロシア軍は第1陣の退避後、製鉄所構内のウクライナ部隊が戦闘停止を利用して攻撃陣地を整えたと批判し、製鉄所への砲撃を再開した。 マリウポリのボイチェンコ市長は製鉄所にまだ200人以上の民間人が残っていると明らかにした。ウクライナのゼレンスキー大統領は3日にも退避が計画されていると述べたが、退避作業は難航している。
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暴力、暴行、拷問、強奪、何でもありのロシアを無力化しないと、いつまでも欧州の安全が脅かされるでしょう。
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