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2015年4月2日木曜日

<グーグル>東大で「青田買い」 AI技術流出に日本危機感

 「優秀な学生を紹介してほしい」

 米IT大手グーグルの役員ら約40人が東京大学の本郷キャンパスを訪ね、人工知能(AI)を研究する大学院生らのリクルートを始めたのは数年前のことだ。学生たちに提示した条件は年収約15万ドル(約1800万円)で、日本のサラリーマンの平均年収の4倍以上。豊富な資金力で研究に不可欠なスーパーコンピューターへの投資も惜しまず、世界最先端の研究者たちと切磋琢磨(せっさたくま)できる環境もある。松尾豊・工学系研究科准教授は「優秀な学生から引っ張られていく。国内産業の将来を考えると日本にとどまってほしいが、行くなとは言えない」と話す。
(毎日新聞)

 日本の危機的な状況です。
 研究費も潤沢で、報酬も高ければ、研究者は喜んで米国に行くでしょう。
 グーグルに対抗できる日本企業・研究機関はないか。

 少し前に、フィリピンの医師が、米国で看護師をするために、母国を捨てるというのがありました。看護師の報酬が、医師の報酬よりも数倍よかった。

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