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2015年4月7日火曜日

田中将大 初の開幕投手も乱調…6三振奪うも4回5失点で黒星スタート

◇ア・リーグ ヤンキース1―6ブルージェイズ(2015年4月6日 ニューヨーク)

 ヤンキースの田中将大投手(26)が6日(日本時間7日未明)、本拠地ヤンキースタジアムで行われたブルージェイズとの開幕戦に先発し、4回で82球を投げて5安打5失点、2四球6三振。昨年7月に右肘じん帯を部分断裂し、完全復活を期した今季だったが開幕戦勝利はならなかった。ヤンキースは1―6で敗れ、田中に黒星がついた。

 野茂、松坂、黒田に続く日本人4人目(6度目)の大役を託され、開幕戦のマウンドに上がった田中。初回、先頭のレイエスに130キロ台の変化球を2球続けてあっさり追い込むと、最後はスプリットで3球三振に仕留めた。続くマーティンはフルカウントからスライダーで三ゴロに打ち取り、3番バティスタも外角のスライダーで空振り三振。初回は14球で終え、上々の立ち上がりとなった。

 2回は4番エンカーナシオンを空振り三振、ドナルドソンは三ゴロに仕留めて2死とした後、ナバロをスライダーで打ち取ったと思えたが、三塁ヘドリーがボールを前にこぼしてしまい三塁内野安打に。この試合初の走者を出したが、後続を右飛に打ち取って無失点で終えた。

 しかし3回に突如崩れた。先頭のピラーに三塁線を破る左前打を打たれると、9番トラビスを歩かせて無死一、二塁のピンチ。続くレイエスが初球から三塁前に送りバントを敢行すると、三塁ヘドリーの一塁への悪送球で二走が一気に生還し、先制点を許した。なお無死二、三塁からマーティンに右前2点適時打を打たれると、1死後に4番エンカーナシオンに変化球を捉えられて左越え2点本塁打を被弾。まさかの5失点を喫する悪夢のイニングとなった。

 4回は1死からピラーに左前打を許したが後続を断って無失点。右肘の負担を最小限に抑えるため90球の球数制限が設けられていたこともあり、この回でマウンドを下りた。
(スポニチアネックス)

 変化球主体のピッチングで、マー君らしさがなくて、残念でした。
 もっと、直球を使わないと、スプリット・変化球が生きない。
 右肘の負担を少なくするために、変化球主体なんでしょうか。

 

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