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2015年4月10日金曜日

官製相場 日経平均一時2万円 

 [東京 10日 ロイター] - 菅義偉官房長官は10日午前の記者会見で、日経平均株価が約15年ぶりに一時2万円の大台に乗せたことについて「政権発足から2年間で2万円に乗せたわけだが、よくここまで来たものだなという思いがする。アベノミクス3本の矢を着実に進め、経済再生と財政再建という、極めて難しい二兎を追って二兎を得ることを実現したい」と述べた。

 日経平均は同日午前の取引時間中に、2000年4月17日以来となる2万円を回復した。
(ロイター)

 自画自賛的な官房長官の発言も、経済再生・景気回復による株高ではない。

 アベノミクスでの日銀の上場投資信託買い入れと年金資金の株式投資による官製相場であり、加えて、国際ヘッジファンドの短期投資により、株価を押し上げている。

 個人消費が伸び悩んでいる状況では、景気回復が遅れそうで、これ以上の株価上昇も難しかもしれない。ただし、官製相場により一定の株価は維持されるのだろう。

 

 

 

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