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2015年6月1日月曜日

米越、初の共同声明=海洋安保で協力、中国けん制―巡視船近代化へ22億円

 【ハノイ時事】カーター米国防長官は1日、ベトナムのフン・クアン・タイン国防相とハノイで会談した。両者は南シナ海で岩礁の埋め立てや施設建設を進める中国を念頭に、海洋安全保障での協力強化で一致し、初の「共同ビジョン声明」に署名した。
 両国は2011年、ベトナム戦争の行方不明兵の捜索や地雷除去、枯れ葉剤によるダイオキシン汚染の浄化で協力する覚書を締結。今回の声明はそれに加え、海洋安保を強化するための人的交流や装備の近代化支援、国連平和維持活動での協力などを盛り込んだ。
 カーター長官は会談後の共同記者会見で、米国から巡視船を購入するため、ベトナムに1800万ドル(約22億円)を供与する方針を正式に表明。ベトナムの国連平和維持活動支援を目的に、専門家をハノイの米大使館に常駐させる計画も発表した。
(時事通信)

 米国も、慈善行為で南シナ海を守っているわけではないから、武器などの売り込みを頑張っているのだろう。 

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