官房長官、外相などを務めた自民党の町村信孝(まちむら・のぶたか)前衆院議長=衆院道5区=、当選12回=が1日午後2時15分、脳梗塞のため東京都内の病院で死去した。70歳だった。
静岡県沼津市出身。北海道知事を3期務めた故町村金五氏の次男で、祖父は「北海道酪農の父」と呼ばれた金弥氏。東大経済学部卒。旧通産省(現経済産業省)を経て1983年に衆院初当選し、97年に文部相で初入閣した。その後、初代文部科学相、党総務局長などの要職を務めた。政策通として知られ、最近では北海道新幹線の開業前倒しなどを検討する与党新幹線PT座長などを務めた。
2006年から党内最大派閥「清和政策研究会」(現細田派)の会長を通算6年務め、12年には党総裁選に出馬したが、選挙戦の最中に軽い脳梗塞で入院。同じ派閥から出馬した安倍晋三首相に敗れた。14年12月に衆院議長に就任したものの再び体調が悪化。入退院を繰り返す状態が続き、今年4月20日に議長を辞任して治療に専念していた。
(北海道新聞)
町村新幹線の再考をすべきと思います。
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