税務署の調査が入ると所得税や相続税なら8割、法人税では7割が「申告漏れ」などの更正処分を受ける――。国税庁の統計を分析するとこんな実態が浮かび上がった。「税務署に目を付けられたらひとまず白旗を揚げる」。そんな世間の通り相場がデータからもうかがえる。
最新版である2013年度の国税庁事務年報によれば、所得税で実地調査に入ったのは13年度で6万1635件あり、このうち5万744件(82.3%)で申告…
(日本経済新聞)
国税庁事務年報 平成25事務年度
法人税実地調査件数 90,688件 調査割合3.0% 全法人数約300万社
同上のうち更正等件数 65,659件 更正割合72.4%
不正申告件数 16,825件
増加所得金額 7,515億円
不正所得金額 2,184億円
不正発見割合 18.6%
1件あたり不正所得金額 1,298万円
1年間に、全法人数の約3%の実地調査で、1/4強が申告是認(調査の結果、追徴税額0)と割合が高いことは、いかに出来が悪いおバカな税務署員が多いかがわかる。
申告漏れや不正が想定されるから、実地調査をするのだろうから、申告是認が多いことは異常で、正しく申告していない法人を選んでいるのか、疑問です。
全法人数の97%は、税務署が実地調査をしていないが、正しく申告しているのだろうか。
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