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2016年1月14日木曜日

刑法犯、戦後最少の109万件…窃盗犯が大幅減

 警察庁は14日、全国の警察が昨年認知した刑法犯が109万9048件となり、1973年の約119万件を下回って戦後最少を更新したと発表した。

 7割超を占める窃盗犯の大幅減が主な要因で、凶悪犯や知能犯など全ての項目で前年を下回った。同庁は、防犯カメラの設置や住民パトロールの広がり、警察官の増員など、官民一体の対策の効果の表れとみている。

 昨年の刑法犯の認知件数は前年比9・3%の減少で、13年連続減となった。組織窃盗や来日外国人犯罪などでピークだった2002年の約285万件と比べて6割減だった。都道府県別でも、島根県が同30・0%減の3342件となるなど軒並み減少。石川県だけ同1・2%増の7585件と前年を上回った。

 一方、検挙率は32・5%となり、前年より1・9ポイント上昇した。戦後最低の19・8%だった01年から上昇傾向にあるが、検挙人数は23万9404人と前年より1万人以上減った。地域別の検挙率では、佐賀県がトップの63・9%で、全国最低は大阪府の18・0%だった。

 認知件数を項目別でみると、最も多い窃盗犯が80万7605件で、前年比10・0%減。減少率が最も大きかったのは殺人や強盗などの凶悪犯で、同12・9%減の5618件だった。2年連続で増えていた詐欺などの知能犯は、同5・2%減の4万3638件となった。
(読売新聞)

 テレビ報道も減少に寄与しているのだろう。
 窃盗や詐欺の検挙が少ないのもあるかもしれない。

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