資料を押収し、横流しの経緯や流通ルートを解明する。
捜査関係者によると、ダイコーは壱番屋に対し、「依頼通り処分した」とする虚偽の産業廃棄物管理票を提出した疑いが持たれている。捜索は関係先を含め数カ所で行ったもようだ。
壱番屋は昨年10月、合成樹脂が混入した恐れのある冷凍カツ約4万枚をダイコーに引き渡し、処分を委託。しかし、ダイコーはめん類製造業「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)に転売し、今月11日に愛知県のスーパーで一部が売られているのが見つかった。
愛知県と岐阜県は既に関係先を立ち入り調査。ダイコーは「頼まれて約3万3000枚を売った」と説明し、みのりフーズの担当者は「自分が独断で購入し、転売した」と話したという。
愛知県ではスーパー3店舗が既に約7700枚を販売。他に弁当の総菜などとして、少なくとも15カ所での販売が確認された。温度管理にも問題があった可能性があり、県は購入した消費者に食べないよう呼び掛けた。
(時事通信)
日本人のモラルがここまで低下したのか、のニュースだろう。
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