大関琴奨菊(31=佐渡ケ嶽)が念願の初優勝を果たした。
「和製力士V」は実に10年ぶり。06年初場所で3度目の優勝を果たし、その最後の日本出身力士だった玉ノ井親方(元大関栃東)も「早く優勝してほしかった」とホッとした表情で心境を語った。
「今場所の琴奨菊は、よく体が動いていた。ケガも良くなって自分らしさが出ましたね」と、ようやく現れた後継者? の相撲を解説。「10年は長かった。60場所でしょ? 本人が一番、うれしいでしょう。優勝に近い(日本出身)力士は稀勢の里、と言われた中で、気持ちを抑えて今までやってきたでしょう。立派です」と察した。
春場所は綱とりに挑む琴奨菊に「体調面をきちんと整えて、自分の相撲を取る準備をしてほしい。周りは騒ぎ立てるだろうけど、1日1番、自分の相撲を取るという気持ちで」と自らはかなわなかった、夢の実現を後輩に託した。
(日刊スポーツ)
10年ぶりは長い。
久々の日本人横綱が見たい。
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