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2016年1月22日金曜日

<相続税>5000万円脱税、娘ら3人告発 名古屋国税局

 愛知県安城市でドライブインを経営していた女性から相続した遺産を隠し、相続税約5000万円を脱税したとして、名古屋国税局が女性の娘ら3人を相続税法違反の疑いで名古屋地検に告発したことが20日、分かった。3人は既に修正申告しているという。

 告発されたのは、長女の平井幸子相続人(67)=同市、次女の松山敬子相続人(65)、次女の夫の和彦相続人(70)=いずれも同県西尾市=の3人。

 関係者によると、女性は2013年10月に84歳で死亡。3人は女性から相続した現金約2億円を税務署に申告せず、相続税約5000万円を免れた疑いがもたれている。現金は自宅の押し入れや女性の金庫などに隠していたといい、名古屋国税局が昨年6月に強制調査(査察)した。

 女性は1963年から約40年間、安城市の国道1号沿いでドライブインを経営していた。生前、介護をした長女と次女に現金計約1億5000万円を贈与し、さらに家の建て替え資金として用意していた現金約5000万円を金庫に残して亡くなったという。相続税法は死亡日からさかのぼって3年以内に贈与された財産を相続税の対象としており、贈与税の差額を納める収める必要があったが、3人は贈与税を含め納税していなかった。

 平井相続人は毎日新聞の取材に「国税局の査察後、税理士から、重加算税などの支払いで遺産はほとんどなくなると言われた。最初から正直に話していれば良かった」と話した。【金寿英】
(毎日新聞)

 5,000万円の脱税で、重加算税35%で1,750万円なり。
 きちんと節税すれば、納税額も減らせるし、重加算税も無駄にならなかった。

 

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