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2016年5月14日土曜日

加湿器用の殺菌剤で死者95人、韓国で業者逮捕

【ソウル=井上宗典】韓国で、有害物質が入った加湿器用の殺菌剤を販売して多数の死傷者を出したとして、ソウル中央地検は14日、殺菌剤を製造した企業の元社長ら4人を、業務上過失致死傷容疑で逮捕した。

 聯合ニュースが報じた。

 逮捕されたのは、英国の日用品メーカーの韓国法人「オキシー・レキット・ベンキーザー」の申鉉宇シンヒョンウ元社長(68)と元幹部2人、さらに、別の殺菌剤メーカーの元社長を含む計4人。

 このうち、申元社長は2001年から11年にかけ、加湿器の水に混ぜて使う殺菌剤製品に有害な化学物質が入っていることを知りながら、安全性検査をせず、販売した疑いが持たれている。申元社長は容疑を否認しているという。

 この問題は、加湿器用殺菌剤に含まれる有害物質を乳幼児や妊婦らが吸い込み、健康被害を受けたもので、これまでに死者95人を含む計221人の被害者が出ている。
(読売新聞)

 事故後の政府の対応の遅さに問題ありだろう。

 

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