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2016年5月1日日曜日

中国外相、日本に脅威論あおらないなど要求

 中国・北京で30日に行われた日中外相会談で中国の王毅外相が日本に対し、「中国脅威論」や「中国経済衰退論」をあおらないことなど、4つの「要求」を行っていたことが明らかになりました。

 「ここ数年、中日関係は絶えず、ぎくしゃくしてきたがその原因は日本がよく分かっているはずだ」(中国 王毅外相)

 中国外務省によりますと、王毅外相は会談で岸田外務大臣に対し、関係の改善について「4つの希望と要求」を提出したということです。要求は、歴史を反省し「一つの中国」の政策を厳守することや「中国脅威論」や「中国経済衰退論」をまき散らさないこと。経済面では中国を対等に扱うこと、国際・地域協力で中国への対抗心を捨てることなどとなっています。

 王毅外相は「来年は中日国交正常化45周年で、中日関係の改善の重要なチャンスだ」と、述べたということです。

 「さらなる日中関係の改善のために双方が努力していくことで一致した」(岸田文雄外相)

 一方、日本の外務省によりますと王毅外相は会談で、日本で秋に開く見通しの日中韓3か国外相会談に出席するため、日本を訪問する意向を示したということです。会談は昼食会もあわせ4時間以上におよび、日中首脳会談の早期実現に向け政府間の対話や協力を積み上げていくことや、北朝鮮に対し緊密に連携していくことなどでも一致しました。
(TBSニュース)

 4つの要求はおもしろい。
 無理難題を要求しているのだから、関係改善の意志は無いのだろう。

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