日本ハム６－２オリックス 日本ハム、中田＆大谷の“ＯＮ”アベック弾で快勝「いい波に乗ってきた」

（パ・リーグ、日本ハム６－２オリックス、７回戦、日本ハム４勝３敗、１１日、東京Ｄ）日本ハムは中田翔内野手（２７）と大谷翔平投手（２１）の２ランなどでオリックスに快勝。日本ハムが誇る“ＯＮ砲”の今季２度目のアベック弾で試合を決めた。

　主軸の２人がそろい踏みだ。まずは一回、中田が二死二塁から左翼席へ先制の５号２ラン。４日のソフトバンク戦（札幌ドーム）以来となる６試合ぶりの一発が出た。

　すると三回、無死から中田を一塁において大谷が左翼席に７号２ラン。大谷の野手出場４試合連続となる一発でリードを広げた。中田と大谷のアベック弾は４日のソフトバンク戦以来、今季２度目となった

　投げては先発の吉川が七回途中まで７安打２失点と粘投。そこからは谷元、井口、高梨と無失点リレーでつないで、吉川に４勝目をもたらした。

　お立ち台に上がった中田は「詰まっていたのでまさか入るとは思いませんでした」と、一発をホッとした表情で振り返った。大谷とのアベック弾にも「自分が状態が悪い中、翔平（大谷）やレアードがカバーしてくれているので感謝しかない」と、喜びは控えめだった。オリックスに連勝しチームは５割復帰。「すごくいい波に乗ってきた。この調子でいきたい」と、３位からの浮上を誓った。

（サンケイスポーツ）

　オリックスには勝てるだろう。

　これから、ソフトバンクとの差を縮めることができるか。