<15日目 決勝戦 ○智弁和歌山 9ー2 智弁学園●>(29日、阪神甲子園球場) 第103回全国高等学校野球選手権大会は29日、阪神甲子園球場で最終日となる第15日を迎え、決勝戦で智弁和歌山(和歌山)と智弁学園(奈良)が対戦。注目の“智弁対決”は、智弁和歌山が9-2で勝利し、21年ぶり3度目の夏の甲子園優勝を飾った。 智弁学園はエース左腕の西村王雅、智弁和歌山は背番号「18」の伊藤大稀が先発。先攻の智弁和歌山は、西村の立ち上がりを捉えた。初回、先頭の宮坂厚希が初球を捉えてセンターオーバーの二塁打を放つと、大仲勝海も安打で続いて無死一、三塁。1死後に徳丸天晴の犠飛で先制すると、なおも2死一、三塁から渡部海、高嶋奨哉の連続タイムリーで一挙4点を先制した。 対する智弁学園は2回、6番・植垣洸のタイムリー内野安打で反撃すると、なおも2死一塁から、8番・谷口綜大が放った安打性の当たりをライトが後逸。一気にホームを狙った谷口はタッチアウトとなったが、一塁走者が生還し、早いイニングで2点を返した。 4回、智弁和歌山は早めの継投策に入る。無死一、二塁の場面で、前日の準決勝で完投したエース・中西聖輝がマウンドへ。その中西は、犠打で走者を進められたが、後続から連続三振を奪い、無失点で凌いだ。 対する智弁学園も、6回から同じく準決勝で完投勝利の背番号「10」小畠一心が登板。しかし小畠は、守備のミスが2つ重なり1死一、三塁のピンチを背負うと、1番・宮坂に適時打を浴び、代わり端に1点を失った。 智弁和歌山は、続く7回に高嶋のレフトオーバーのタイムリーツーベースで1点を追加。さらに8回には、4番・徳丸の2点タイムリーツーベースでリードを広げ、試合は最終回の攻防を迎えた。
9回表、勢いに乗る智弁和歌山は、6番・渡部がレフトスタンドに飛び込むソロホームラン。7点差となったその裏、優勝をかけたマウンドに好投を続ける中西が上がった。中西は、最後まで智弁学園に付け入る隙を与えず。三者凡退で試合を締め、エースとしての役割を見事に全うした。
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やっぱりユニフォームの違いがわからない。
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