配信
新型コロナウイルスワクチンを「接種しない」と答えた若年層は2割弱――。26日に開かれた東京都のモニタリング会議で、そんなアンケート結果が公表された。ワクチンへの認識が、年代によって異なることが浮き彫りになった。 アンケートは、東京感染症対策センター(東京iCDC)専門家ボードのリスクコミュニケーションチームが実施。7月16、17日に、都内在住の20~70代の男女1千人からインターネットで回答を得た。 その結果、ワクチンを「2回接種した」と答えたのは、優先的に接種が進んだ70代男女が76・1%だったのに対し、20代男性は3・8%、20代女性は6・3%にとどまった。「必ず接種する」と「おそらく接種する」を合計した割合は、20代男女がそれぞれ45・6%、48・8%。30代男女は54・5%と42・7%だった。 若年層では2割弱が「接種しない」と回答した。「おそらく接種しない」と「絶対に接種しない」を合わせた割合は、20代男女でそれぞれ19・0%、18・8%。30代男女は16・7%と19・1%。50代男性(12・1%)や40代女性(10・5%)など、40代以上の年代と比べてワクチンに否定的な傾向が見られた。 接種しない理由としては、20代男性の「感染しても重症化しないと思うから」や、30代女性の「副反応が心配」などが多かった。ほかに「感染しないと思う」「効果に疑問がある」「ワクチンは有害」といった回答もあった。 リスクコミュニケーションチームのリーダーを務める放送大学の奈良由美子教授は「ワクチン接種は、受ける本人が納得して判断することが大事。接種の意思決定を支援する情報発信が大切だ」と述べた。(軽部理人)
**************************************************************
ワクチン接種は個人の自由を尊重も、イベントなどの参加は、接種証明や陰性証明で厳格にチェックが必要だろう。個人的には、本人や家族の重症化や後遺症予防の最大の武器と思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿