自民党が、菅義偉首相の任期満了に伴う党総裁選を、国会議員による投票に加え、全国の党員・党友も投票する「フルスペック」で実施することが分かった。党幹部が23日、明らかにした。菅首相は、地元・横浜の市長選で支援候補が惨敗したが、総裁選に立候補する意向を改めて表明した。世論に近い党員・党友票で、厳しい現実を突き付けられかねない。
「(横浜市長選は)大変残念な結果だ。謙虚に受け止めたい」「時期が来れば(総裁選に)出馬するのは当然だという考え方に変わりはない」
菅首相は23日、官邸で記者団にこう語った。
新型コロナウイルス対策などへの不満・怒りから、一部の世論調査で内閣支持率は30%を下回る「危険水域」に突入している。事実上、「菅内閣の信任投票」とみられた横浜市長選の敗北は深刻だ。
総裁選は、衆参両院議長を除く383人(23日現在)の党所属国会議員票と、国民感情が直結する党員・党友による地方票の合計で争われる。投票総数は766票。党は26日にも総裁選日程を決定する予定で「9月17日告示-29日投開票」が有力視されている。
岸田氏は23日、総裁選について派閥幹部と調整を進めた。関係者によると、岸田氏は周囲に「総裁選の日程が確定したら、態度を決めて明らかにしたい」と語った。
下村博文政調会長と、高市早苗前総務相も出馬意欲を表明しているが、立候補に必要な推薦人20人の確保のめどは立っていない。
*************************************************************
総裁選をやっている場合でしょうか。国会を開催して、ロックダウンや病床確保の法整備と補償の議論が待ったなしです。
0 件のコメント:
コメントを投稿