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政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(72)が25日、衆議院厚生労働委員会の閉会中審査に出席。24日夜の東京パラリンピック開会式に出席するため、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が再来日したことについて「人々にテレワークを要請している時に、今回また来る。バッハ会長のあいさつが必要なら、なぜオンラインでできないのか」などと痛烈に批判。SNSでは「尾身会長」「尾身さん」がトレンドワードになった。 尾身会長は最初の緊急事態宣言が出された昨年4月との違いは人々の意識と指摘し「当時は何も分からなかったので、極力8割、最低7割(の外出制限)ということを不安の中でやってくれたけど、今はいろんな人がいろんな思いでやっている。再三申し上げてきたのはオリンピック(開催)のメッセージがどうなるかと。バブルの中のことより、このメッセージが人々の意識にどう影響するかが大事だと申し上げてきた」と発言した。 矛先はバッハ会長に向けられ「国民にお願いしているのなら、オリンピックのリーダー、バッハ会長はなんでわざわざ来るのかと。普通のコモンセンス(常識)があればできるはず。もう1回来たから、銀座も1回行ったんでしょうと、専門家というより一般庶民として思います」と強い口調で語り続けた。 また、パラリンピックの学校連携観戦プログラムについては「小学生が行っても感染しない確率は高いが、子どもの教育が、と言っても、教育はいくらでもできる。何でこの時期に行うのか。問題は感染が起きるか起きないかではなく、どういうメッセージを一般の人に出しているかということ」と指摘した。 ツイッターでは「尾身さん、激おこだな」「尾身さん全面支持ではないが、今回の発言には大賛成」「尾身さんブチギレで最高」「最近の尾身さん、ズバズバ直球で気持ち良いわ」「バッハが来ることも問題だけど、もっとヤバいのはそれを受け入れている政府だよね。尾身さんも暗にそう言ってるんだろう」などの声が寄せられた。
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バッハだけでなく、五輪強行開催で、感染爆発、医療崩壊に怒りを感じているのでしょう。
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