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日本大学の付属病院の建て替え工事を巡り、日大の関連会社が背任容疑で家宅捜索を受けた事件で、大学側から大阪市の医療コンサルタント会社側に資金が流出した疑いがあることが、関係者への取材で判明した。大学に与えた損害は約2億円に上る可能性がある。東京地検特捜部は、医療コンサル会社も関係先として背任容疑で家宅捜索した。 関係者によると、医療コンサル会社は大阪市の医療法人グループの関連会社で、医療機関への経営助言のほかに医療機器や医薬品の販売などを手がけている。東京都板橋区にある日大付属病院の建て替え工事に関連した設計の契約を巡って、日大側から2020年にこの医療コンサル会社に資金が流れ、日大の関連会社「日本大学事業部」(東京都世田谷区)の役員を務める日大理事の男性が関与した疑いがあるという。設計契約は二十数億円の規模で、都内の設計会社が請け負っていた。 特捜部は8日、この理事を容疑者として日本大学事業部を家宅捜索。他に、日大本部や田中英寿・日大理事長の自宅、医療コンサル会社なども関係先として捜索した。理事は田中理事長の側近とされ、資金の管理も任されていたという。 特捜部は押収した資料を分析し、大学側と医療コンサル会社間の資金の流れの解明を進めるとみられる。【志村一也、二村祐士朗、国本愛、松尾知典】
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医療コンサル会社を経由して、日大理事長にバックされているのでしょうか。
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