エンゼルスの大谷翔平投手(27)が15日(日本時間16日)、米国の老舗雑誌「タイム」恒例の「世界で最も影響力のある100人」に入った。投打二刀流の活躍が評価され、「ICONS(象徴)」部門で3年連続選出の女子テニスの大坂なおみ(23)らとともに選出された。同日のホワイトソックス戦は2試合連続無安打で4試合連続本塁打なし。ロイヤルズのS・ペレス捕手が2試合連続の44号を放って大谷と並び、上位3選手が1本差となった。
米誌タイムが毎年恒例の「世界で最も影響力のある100人」を発表し、日本から大谷、大坂、建築家の隈研吾氏を選出した。
大谷はベーブ・ルース以来103年ぶりの「2ケタ勝利、2ケタ本塁打」にあと1勝と迫っており、日本選手初の本塁打王が期待されるなど、投打二刀流の活躍が評価され「ICONS(象徴)」部門で選ばれた。元ヤンキース内野手で通算696本塁打のアレックス・ロドリゲスさんが推薦文を紹介。同氏は投打二刀流で活躍したベーブ・ルースの愛称にちなみ「現代のバンビーノ」と表現し、「大リーグ全体で比類がない」と評価した。さらに「ブライス・ハーパー(フィリーズ)の強打にマックス・シャーザーのような投球、それに加えトレー・ターナー(ともにドジャース)のような快足を持っている」と絶賛。「翔平だけができる。グラウンド外でも紳士。大ファンだ」とした。
エンゼルスのマドン監督も「世界的にファンを増やし、野球に引きつけた。彼が東京を歩いている姿を想像すると、ビートルズの4人が1人になって歩いているようなもの」と、スポーツの枠を超えた存在とした。
また、同誌は3年連続選出の大坂なおみについて、黒人差別に抗議を続けていることや「うつ」を告白したことを指摘。競技に秀でるだけでなく「正義のために闘い、自らの課題にオープンに向き合うことができることを示した」とした。
世界の「100人」はスポーツや芸能、政治などの分野からタイム誌が独自に選出。今年は他に、英国のヘンリー王子と妻メーガン妃、米国のバイデン大統領やトランプ前大統領、中国の習近平国家主席らも選ばれた。“トップ100”への選出は、大谷の影響力を改めて示す形となった。
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大谷の活躍が人々に夢と希望と感動を与え、日本の誇りです。
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