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同メディアも、2023年オフにFAとなる大谷が、「エンゼルスに長期にわたってとどまりたいか?」と質問され、球団と契約延長の可能性についてまだ話し合っていないとした上で「ファンも球団自体の雰囲気も好き。ただそれ以上に勝ちたいという気持ちが強いですし、プレーヤーとしては、その方が正しいんじゃないかなと思っています」と発言したことに注目。「大谷は投打の両方で前例のない大きな貢献を果たしたにもかかわらず、エンゼルスは1試合平均の得点で17位、防御率は22位だった」と紹介した。 大谷が、契約延長の交渉をしていない点に注目したのは、人事や移籍問題などに詳しい専門サイトのMLB Trade Rumorsだ。 大谷やマドン監督、トラウトから出たチーム状況のコメントについて触れ、「大谷は、彼と彼の代理人がエンゼルスと契約延長についてまだ話し合いを始めていないとの興味深い詳細について言及した。大谷は2023年シーズンまでチームの管理下にあるため、エンゼルスは、まだ新しい契約を急ぐことはない。チームがシーズン中に交渉を行わないことも珍しくはない。しかし、大谷の将来を把握することは、エンゼルスにとって最重要事項である」と分析。 「大谷は29歳でFAとなる予定で、エンゼルスは30歳に向かっていくこれだけのユニークな才能に対し、どの程度の金額を払いたいかを見極めなければならない」とした上で「大谷が投手、打者との両方でどれだけプレーを続けられるかについては不確かなのかもしれず、もしかしたら大谷がもう1年、二刀流としてのプレーをどのように行えるか(もしくは行えないか)といったより多くの情報を得るため、チームは2022年シーズンの後まで契約延長の話し合いを控えるかもしれない。もしエンゼルスがこのオフに有力選手を獲得するために大金を費やすのであれば、すでにトラウトとレンドンで固められている年俸総額に、もう一つ先の10年を良くするための大型契約を加えることになるだろう」との見解を伝えた。 また同サイトは、大谷が今年2月に結んだ2年総額850万ドル(約9億4000万円)の契約を「低水準」と切り捨て、来年のオフに迎える年俸調停を「確実に論争となってくるかもしれない最後の年俸調停はとても興味深いものとなる。もちろん調停を避けるための契約延長はすべての状況を空論にさせることになるかも」と推測した。 大谷が年俸調停とFA権を得る前に、エンゼルスがトラウトのような大型延長契約を結べば、これらの問題はまとめて解決できることになる。
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トラウト、レンドン、アプトンが故障でいないことが、大谷の記録のすべてにおいて不運でした。
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